アベノマスクが我が家に届いたのが2020年4月23日。それから私スズキは本当に毎日アベノマスクを着用してきた。133日になる。その間、同じようにアベノマスクを着用している人をだれ一人見なかった。私の知り合いで、アベノマスクを着用している人を見たことがある人も一人もいない。ということは、スズキが日本一、さらに世界一アベノマスクを着用している人の可能性があると言えるのだ。これは凄い。この着用レポートには価値があるのではないか。
ということで、2020年9月3日現在まで133日間毎日アベノマスクを着用したスズキがその利用感をレポートしたい。
アベノマスクが届いてから現在まで
アベノマスクが手元に届いたのは2020年4月23日。その翌日から毎日着用している。
まずスズキの顔のサイズを確認するために、一般的に使い捨てマスクと比較したい。これは2020年3月28日に撮影した写真だ。アベノマスクを常用する1か月ほど前なんで、顔のサイズに大きな変化はないと思ってよいだろう。見てわかるとおり、特に大きい顔というわけではないと言えそうだ。
さて、到着直後の写真を確認してみよう。4月24日の写真がこちらだ。
翌4月25日も写真を撮っていた。
一般的な使い捨てマスクと比較すると、サイズは小さいと言えそうだ。そして横からみるとスキマがあいている。密閉度は高くないと言える。
2020年5月23日(30日経過)
2020年8月26日(125日経過)
と、写真を探していて気付いたのだが、そもそも38歳のおっさんは自分の顔の写真をとらない。そして、撮影したとしても集合写真であり、その場合、マスクは外す。
ということで経過観察をしたかったのだが発見したのは上記2つの写真だけだった。
アベノマスクの運用
最新のアベノマスクの状況を確認する前に、運用方法を紹介しよう。
スズキは3つの個体を繰り返し使用している。2枚はスズキの居住地のマンションのポストに入っていたもの。そしてもう一枚は知り合いから譲り受けたものだ。譲り受けたのは5月ごろだったと思うが、すでに違いがわからなくなってしまっている。
運用は、1日1枚利用。利用したら洗濯機にて選択。ネットにいれるかは気分。基本はそのまま他の洗濯物と一緒に突っ込む。そして干す。以上。特に気を使っていない。
現在のそれぞれの個体の状況
さて、133日間利用した(厳密にいうとその 1/3 程度。3日に1回利用しているので)アベノマスクを見てみよう。
見ていただいてわかるとおり、個体差が結構大きい。そのため便宜的に上からアベノマスクA・アベノマスクB・アベノマスクCと呼ぶことにする。
一番の優等生はアベノマスクAだ。均整のとれたスタイル。紐もバランスがとれている。特に大きなほつれなどもない。
アベノマスクB・アベノマスクCにはほつれが見られる。これが結構厄介だ。なぜなら着用時にかなりくすぐったいからだ。真夏では不快感が高まる。
一番使いにくいのはアベノマスクCだ。マスク下部に大きなほつれが見られるのに加え、耳にかけるわっかのサイズが異なるのだ。これにより顔中央に配置するのが難しくなる。どちらかによってしまう。
これが2020年9月3日(133日経過時)のアベノマスクC着用時の写真だ。
向かって左に寄っていることがわかるだろう。これは耳にかけるわっかの違いによるものだ。そして顎のあたりのほつれが気になるところだ。
未開封のアベノマスク(所謂デッドストック)と比較してみた。
やはり使用感が感じられる。しかし、利用30日後でもかなり使用感があったことを考えると、それ以降の劣化は大きくないと考えていいのではないだろうか。
重ねてみた。小さくなっていることがわかる。縮んだのだ。10%程度だろうか。ただ、これも、1度選択した際に大きく縮み、その後の変化は感じなくなった。
ということで、長期間利用に意外にも耐えられるような品質である可能性があることがわかった。
133日間利用しての感想
結論から言うと、利用可能。だ。
確かに、サイズは小さいし、ほつれはちょっと気になるし、紐は痛いし(耳の裏が切れたことがある)。お世辞にも格好いいとは言えない。が、使える。
ただ、8月の半ばは結構きつかった。暑い。ジムに行くときはマスク必須なのだが、ベンチプレスはいいもののデッドリフト・スクワットのときはさすがに外さないと息が苦しい。通気性が悪い。
そして目立つ。着用開始直後の2020年5月ごろはいろんな人から見られている感覚があった。今はそんなに感じない。もしかしたら近所の有名人になっているのかも。
が、使える。困るっていってもこれくらいだし、我慢できるレベルだ。
まあ、お化粧する人やおしゃれに気を使っている人にはあまりお勧めできない。汗をかくからお化粧が取れてしまうと思う。
実際、スズキはこの記事を書きたいからアベノマスクを着用いていた訳ではない。利用して理由は以下の2点だ。
1.使い捨てが好きではない
2.皆さんの税金で作ったものだから
そもそもスズキはモノが捨てられない。勿体ないと思ってしまう。もともと花粉症がひどいので春のシーズンは使い捨てマスクを利用していたが勿体ないとは思っていた。アベノマスクが届く前も使い捨てマスクだったが、アルコール消毒をするなりで延命処置をしていたくらいだ。だから再利用できるマスクはありがたかったのだ。
※使い捨てを利用するのと、マスクを洗うこととどちらが環境にやさしいかはわかりません。
利用の二つ目。せっかく税金、つまりみんなのお金で作ったんだから使おうよ。という気持ちである。いろいろ文句も言われたし、クオリティ的に残念なところもあるけど利用できないほどじゃない。このマスクを急いでつくるにあたり、頑張った人は沢山いると思う。材料用意する人、縫製する人、運ぶ人など。アベノマスクを配布する時期って日本が混乱していた時期だったし、そういう中で頑張ってくれた人には純粋にありがたいと思う。そういう人への感謝の気持ち。
ということでこれからも利用しようと思う。
花粉症の時期になったら考えるな。横から空気が入っちゃうから花粉が怖いので。。
まとめ
133日利用した世界一かもしれないアベノマスクユーザーの着用レポートを書いてみた。品質が高いとは言えないけど十分利用に耐えるものだとスズキは思う。
これからも壊れるまで利用するつもりである。これからもよろしく。アベノマスク。
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