個人事業主の報酬から天引きさせてもらった源泉所得税をクレジットカードで支払ってみた。
わかってしまえば簡単なのだが、やり方がわからないと調べないと、、とと結構面倒だ。
次回同じことをする、私すずきと、同じところで困っている人のために備忘録を残しておく。
源泉徴収とは(個人事業主向けには特例がない)
皆様もご存知の方も多いと思うが「源泉徴収」という制度が日本にはある。
これは、所得に応じて変動がある「所得税」を支払い時に見込みで差し引いて納税してもらい、あとで「年末調整」という制度で調整するものだ。
目的は、そう、税金の取りっぱぐれをさけるものだろう。
さて、この源泉徴収という制度、サラリーマンで給与所得をもらっている人からすると、給与天引きで年末調整でちょっとかえってくるかも、くらいのものだろう。
しかし、会社経営をしていると結構面倒だ。それは源泉徴収で預かったお金を翌月納税しないといけないからだ。これは面倒。
もちろん特例はある。10人未満の会社の役員・従業員の源泉所得税は半年一回納税でいいよ、というものだ。この特例を使っている小規模な企業は多いだろう。
厄介なのは業務委託等の、個人事業主さんの源泉所得税だ。これには特例がない。つまり翌月納付しないといけない。
スズキも、一番最初は、税理士さんに言われるまで納付忘れに気づかず、、、あわてて税務署に行って納付してきた。これは面倒だ。
ということで調べたところ、
e-tax で申請し、クレジットカードでオンライン納付 ができることがわかったのでやってみた。
源泉所得税をクレジットカードで納付する手順
1.e-tax で申請しよう
1-1 環境設定をしよう
e-tax で毎回一番時間がとられるのが環境チェックだ。
まず、すずきは Mac + Chrome が標準環境なのだが、これでは利用できない。Mac ではSafari 一択なのだ。そしてSafari で同じページを開くと、
そして、機能拡張が求められる。利用するブラウザにアドオン的なものを入れる必要があるのだが、これが毎回毎回アップデートを求められる。
ちなみに、インストールするだけでは同じようにチェックで弾かれる。有効化する必要があるのだ。
Safari >環境設定>機能拡張 から有効化しよう。
セキュアにするために仕方がないことなのだろうが、かなり面倒。
1-2 会社情報の登録をしよう
e-tax を利用する場合、まずは事前登録が必要だ。「開始届出書の作成・提出」を利用
すずきの会社の場合、税理士さんがすでに登録してくださっていたのでそのアカウントを使っている。
16桁のログイン名とパスワードだ。登録していない方、登録を強くおすすめする。
1-3 申告をしよう
ログイン後、申告・申請・納税>「報酬・料金等の所得税徴収高計算書」を選択する。
提出する税務署を選択。
区分を選択する。今回はモデルさんへの支払いなので「07 芸能品の役務の提供をないようとする〜〜〜」を選択
ここで人数・金額・そして源泉徴収した金額を入力する。
確認画面↓いきなり渋い紙っぽい画面になる。
問題なければ確認、送信。
送信し「受信通知の確認」をすると支払い方法が選択できる。
すずきの場合には「クレジットカード納付」一択だ。手数料は取られるものの、キャッシュフロー的にもポイント的にもメリットが大きいためだ。
オンラインで支払おう
2-1 支払いを行う
ここからはオンラインでの支払いサイトに遷移する。
自動的に必要な情報が引き継がれているので内容を確認して、クレジットカードを登録して、支払い。
以上だ。
2-2 支払い実績の確認をする
「2−1」で登録したメールアドレスにメールが届いているはずだ。
すずきの場合、これを領収書代わりに会計システム(freee)に登録している。
まとめ
以上だ。
わかってしまえば簡単なのだが、やり方がわからないと調べないと、、となってしまう。
次回支払いをする すずきと、同じところで困っている人のために書いてみた。
参考になれば幸いである。
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