金融機関から「コロナ特例」の融資を受けている方、印紙税が還付されるとのころ。ちょっとわかりづらいが、せっかく還付してくれるので手続きをしてみてはいかがだろうか。
合同会社鈴木商店はコロナ特例で融資を受けた。
スズキが代表社員を務める合同会社鈴木商店は2018年7月創業。現在3期目だ。
もともと完全に自己資金でやっていたのだが、運転資金を確保するために 2020 年 4 月に融資の手続きをした。
前期よりも売上が落ちているわけではなかったので特例については期待はしていなかったが、近況を担当の方に伝えたところ
新型コロナウイルス関連の特例を使えるかもしれませんね。
と言ってもらえたので、
それならぜひお願いします!
としておいた。
そして3週間後くらいに融資が下りた旨の連絡があった。スズキ個人の連帯保証がついているものの非常にありがたい条件だった。1年間は元本据え置き(利息だけ払えばいい)だし。これで資金繰りに関する心配がほとんどなくなった。お金の心配をしなくていいのはありがたいね。
そして時は経ち。。。
ある日、日本政策金融公庫さんから「重要なご案内」が届いた。
開いてみる。ざっと読んでもよくわからない。
落ち着いたので再度読んでみる。5分くらい解読に時間がかかったが、コロナ特例で融資を受けた場合、その手続きに発生する印紙税が非課税になるとのこと。
スズキの場合、印紙税は「2000円」だった。まあ、返していただけるものはありがたく受け取っておきましょう。
ということで手続きをしてみた。
印紙税還付の手続き
必要な書類
1.印紙税過去納確認申請書
国税局さんのページから取得可能。
入力用だと、PDFに直接記載ができるのね。便利。
2.証明書
合同会社鈴木商店の場合、日本政策金融公庫さんから送付されてきた書類。
だけのようだ。
これが合同会社鈴木商店が用意した書類群だ。
「提出の際は、できるだけ郵送での提出をお願いします。」と書いてあるのだが、、、記載した内容が合っているか不安なのと、税務署が近所にあるので持参することにしてみた。
浅草税務署にて
書類を印刷して持参。
「総合窓口」に訪問したところ、
印紙代還付は法人窓口です。
と言われたので法人窓口に移動。
提出したところ、
・受付は可能
・ただし、浅草税務署では処理ができない。上野の税務署事務処理センターに郵送するだけ。
-この手の作業は複数の区で共同処理をしている関係。
・そのため今後は郵送での手配でお願いしたい。
・処理には1か月半程度かかる
とのことだった。
まとめ
所要時間 25分
文書解読 5分
書類作成 10分
税務署への移動 15分(往復)
提出 5分
ということで、時給約 4000円くらいの手続きだった。
ただ、還付まで1か月半というのは、、、結構かかるな~。
まあ、ちゃんと書類を読んでみるとそんなに難しくない手続きだった。
今回の新型コロナウイルス関連の政府の対応について、いろいろ問題に感じる人もいるだろうが、会社を経営している立場の人間からするとありがたい特例が多いなと感じている。もちろん税金で成り立っている特例だから不必要なものはもらおうと思ってないけど。
合同会社鈴木商店が利用できる特例はありがたく受け取って、利益を出して法人税などで還元できたらいいなと思う。
その後、税務署事務処理センターから簡易書留が届いた
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