前回のネットワークカメラ SpotCam solo に引き続き、今度はスマートロック SESAME mini を設置した。
ネットワークカメラの記事はこちら
SESAME mini に決めた背景
まず要件だ。
- １．スマートフォンでドアの開け閉めができる
- ２．ゲストを招待できる。
- ３．入退室履歴が把握できる。
特に「２」と「３」が重要だ。
なぜならばこの古民家は関係者に開放してコワーキングスペース的に使ってもらう想定をしているからだ。
入退室履歴を取得できれば何かトラブルがあったときの参考になるのでぜひ欲しい。
ということでいろいろ調べてみたのだが、最終的には知り合いの勧めで SESAME mini にしてみた。
調べてみたところ要件をすべて満たしている。
ゲストも100人招待可能だ。
SESAME mini 、君に決めた！
購入してから気づいた「このドアノブには対応していません」
Amazon で注文してみてから気になったのが、、
このドアノブに対応しているか、ということ。
SESAME の開発・販売会社である「CANDY HOUSE」さんのサポート窓口に連絡してみた。
すぐに返事があり、
対応していません。ただし
特製のアダプタを用意できます。動作するかは保証できませんが。
ときた。凄い。
ぜひ。
ぜひお願いします！
とお願いしたところ、連絡した翌日には発送終了の連絡があった。
めちゃくちゃ仕事が早い。
SESAME mini を設置してみた。
動画はこちら
箱は小さい。
構造としては、
・本体：鍵のノブを回転させるもの。電池（3V カメラ用2本）で駆動。500日持つらしい。
・標準の土台：ドアの種類に合わせて高さの調節ができる。ネジで調整。
となっている。
今回の場合は標準の土台だと高さと距離が足りないため、特製の土台を用意してくれた。
この3つを設置する。
１．特製の土台ををドアノブの横につける。
サポート窓口さんからは
「このタイプだと横にして設置してください」
と指示があったためだ。
設置はテープ。土台にテープがすでに貼ってあるので保護シールをはがして貼るだけだ。
２．標準の土台と本体を固定する。
ネジ4本で設定するだけ。簡単だ。
３．本体の、ドアノブの鍵をつかむ部品を調整する。
ドアノブの鍵を回す仕組みは非常にシンプルだ。鍵をつかんで回すだけ。
その鍵をつかむ部分が調整可能になっている。
標準の設定は
高さ：低い
幅 ：狭い
だ。
これをネジで調整できるようになっている。
結論から言うと、今回設置したドアノブの形式だと標準でOKだ。
※スズキはあえて変更してしまい、大変苦労した。
４．本体＋標準の土台と、特注の土台を固定する
これは付属の両面テープで固定する。
簡単だ。
ただ、、、スズキはちょっとズレてしまった。。
４．アプリの設定をする。
アプリのインストール・サインアップ・サインイン をする。
そして、鍵の、施錠位置・開錠位置をアプリで記録する。これは面白い。
以上だ。非常に簡単だ。
SESAME mini を利用してみる。
開錠・施錠をする場合、まずはアプリを起動する。
そして鍵に近づけると Bluetooth でアプリと本体が接続される。
そしてアプリの鍵のマークを押すと施錠・開錠される。
非常に簡単だ。
アプリで利用履歴も確認できる。
さらに、ゲストの招待も簡単だ。
メールアドレスを入力するだけだ。
ハマったところ
１．ネジが小さくてなかなかうまく回せなかった。
これは、、、スズキの手先の器用さに起因する問題だと思う。
あとは立ったまま作業していたとか、草刈をしたあとに設置したから疲れていたとか、、そういうのが原因だろう。
２．シールで貼るときにズレた。
これも手順の問題と思う。たとえば事前にガイド的なものを用意しておけばズレることはなかっただろう。
ただ、予備のシールが沢山はいっていたので試しに貼りなおしてみたのだが、３Mのシールのすばらしさに感動した。
はがすのがめちゃくちゃ簡単。技術の進歩は凄い。
３．うまく開錠できない
これはこの古民家の建付けの悪さが原因だ。
調べてみたところ、ドアがちゃんとしまっていないときに開錠すると、鍵がすべてしまいきれないことがわかった。
そのため、以下の2点の対策をした。
３－１：アプリの開錠位置を変えた。もっと深く回るようにした。
３－２：開錠するときに、ドアをしっかり閉めてから行うようにした。
これで問題は解決した。
まとめ
全体的な満足度は現在のところ100点に近い。
最初の手間もそんなに（計1時間未満）かからなかったし、操作も簡単だ。UIもわかりやすい。
そして特製の土台を素早く用意してくれたCANDY HOUSEさんにも感謝だ。
正式に対応しているドアノブではないとのことなので、経過はしっかり確認しつつ、都度調整していきたいと思う。
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